予防のための親知らず抜歯を Wisdom
親知らずとは
親知らずとは、永久歯が生えそろった最後に生えてくる前歯から8番目の歯です。
必ず抜かなければいけないものではありませんが、親知らずがあることで他の歯への悪影響となる場合は、抜歯をお勧めします。特に、現在の若い世代は、昔より顎が小さく親知らずが生えるスペースが足りなくなることが多々あります。
抜いたほうがいい親しらず
- 痛みや腫れが出ている場合
本来おさまるべきスペース不足や親知らずが斜めに生えていて痛みが腫れの症状がでている
- 虫歯・歯周病の原因になってしまう場合
親知らずの箇所は歯磨きが難しく、親知らず周辺の歯が虫歯や歯周病になってしまう
- 歯並びの悪化を招く場合
まっすぐに生えて来ず、隣の歯を圧迫して歯並びを乱してしまっている
親知らずを抜くメリット
虫歯・歯周病の予防になる
口臭が改善される
歯並びが悪くなるリスクを減らせる
Before pregnancy 妊娠のご予定がある方は妊娠前に
お早めに親知らずの抜歯を
親知らずの治療には、麻酔(通常は局部麻酔)が必須です。局部麻酔は、胎児への影響がほとんどないといわれておりますが、やはり念のため麻酔をする治療は避けられるというケースもございます。
ですが、親知らずによる痛みのストレスや、妊娠中の口腔内の変化(妊娠性歯肉炎)が起こりやすくなり、親知らずがあることでさらに歯周病のリスクを高めてしまうことになりかねません。よって妊娠のご予定があり、親知らずによる痛みがでている方は、できるだけ早期に親知らずの治療をご検討ください。
親知らずと矯正歯科について
親知らずの抜歯をした方は、歯列矯正をご検討ください。
親知らずが原因で、
悪くなった歯並びは
自然にはもとに戻りません親知らずによって歯並びが悪くなることがあります。そのままでは自然に歯並びは元に戻りませんので、矯正装置で矯正治療をすることをおすすめします。
親知らずが原因で、
悪くなった歯並びは
虫歯や
歯周病のリスクを高めます歯並びがよくないと歯磨きや定期メンテナンスの効果が低下するため、虫歯や歯周病になりやすくなります。