虫歯治療 CARIES

患者様の気持ちに寄り添い、
できるだけ痛みの少ない・
できるだけ削らない治療を
目指しています。
CAVITY TREATMENT

できるだけ痛みの少ない治療

歯科医療が進歩し、麻酔や針を工夫することで、なるべく痛くならない治療に取り組んでおります。痛みを感じるのも患者様によって変わってきますので、患者様のペースに合わせた治療を実施していきます。

  • 表面麻酔を適応

    事前に、表面麻酔で麻酔を行います。これにより注射時の痛みを無くします。

  • 極細の針を使用

    針は小さければ小さいほど痛みは少なくなります。一番極細の針(33G)で痛みを抑える麻酔を行います。

  • 体温と近い温度に麻酔液を温める

    麻酔液と体内の温度差があると痛みを感じやすくなってしまいますので、温めて痛みを軽減させます。

  • 電動麻酔注射の利用

    麻酔液を急激に注入すると組織が膨張し痛みの原因となりますので注入スピードを可能な限りゆっくり行います。
    手動ではやはり正確さに欠けますので、当院では無痛医療器具で定評のある「ニプロ」のコンピューター制御「電動麻酔注射」を利用し、注入スピードを正確にコントロールし、痛みが生じないよう細心の注意を払っています。

TREATMENT できるだけ削らない治療

虫歯になった時の歯を削る回数には、限界があります。なるべく自分の歯を残すためにも、当院では歯をなるべく削らないよう努めております。

  1. EARLY DETECTION 早期虫歯の発見

    虫歯になったばかりの歯は、経験のあるドクターでの判別しにくいという特徴があります。そこで虫歯検出率90%以上の機会を使用して、虫歯を検知します。
    治療後にも再チェックを行い、徹底的に虫歯の除去を行います。

    DIAGNOdent Penで初期虫歯を高精度に診断

    視診(肉眼での目視)による診断は12%であり、10回に9回は健康な歯を虫歯と診断していることがあります。
    レントゲンでは50%という課題を乗り越えて、当院では、DIAGNOdent Penを利用して、しっかりとした診断を行っております。

  2. EXPAND YOUR HORIZONS 拡大鏡で視野を拡大

    下の画像は肉眼での視野と、拡大鏡の視野の比較です。拡大鏡であると、細部がみえるので、正確な治療が可能となります。

  3. CARIES DETECTION LIQUID 虫歯感染部位を教えてくれる
    「う蝕検知液」

    通常は虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきますが、感染部位を性格に除去することはできません。う蝕検知液で赤くなった部分のみを削り、歯を削る量を最小限に抑えることができます。さらに当院では、スプーンエキスカベータ―という道具を使い、「手の感触」で虫歯の状態を確認しております。

    虫歯に侵された部分は「軟化象牙質」といい、歯が軟らかくなっています。この部分はスピーディーに機械で除去することもできますが、健康な歯を削らないように、当院では最終工程に虫歯染めを行い、手で丹念に除去しております。通常よりも時間はかかってしまいますが、患者様のために、「健康な歯を可能な限り残す」という当院のこだわりです。

KNOWLEDGE 虫歯の基礎知識

PROGRESSION OF DENTAL CARIES 虫歯の進行

  1. TOOTH SURFACE 歯の表面の小さな虫歯

    • 痛みがないことが多い

    • この段階であれば虫歯を削り樹脂でふさぐ治療が可能

  2. PROGRESSION TO THE DENTIN 虫歯が象牙質まで進行

    • 冷たいもの・熱いものがしみてくる

    • 虫歯を削り、詰め物で治療

  3. PROGRESSION TO THE PULP 虫歯が歯髄まで進行

    • 激しい痛み、噛むと痛い

    • 歯髄を除去して根管にお薬を入れ、かぶせ物で治療

  4. CROWN DESTRUCTION 歯冠崩壊・歯根のみ残る

    • 神経が死んでおり痛みを感じないこともある

    • 歯の状態により抜歯や根管治療を実施

    根管治療について詳しくはこちら

虫歯は自然治癒しない病気

虫歯は自然に治ることはありません。
歯医者さんで治療をすることで虫歯の進行を止めることができます。また虫歯で失った歯は、詰め物・かぶせ物で補完はできますが完全にもとの状態に戻るわけではありません。
虫歯は早期発見と早期治療がとても大切です。


RECURRENCE PREVENTION 虫歯の再発防止

人生100年時代と言われています。100歳になっても、健康的な食事や生活ができるように、うえはら歯科では「10年後も20年後も健康でいられるお口を創造する」ことを大切にした治療を行っています。特に当院が重要視していることは、「過去・現在」どのような治療をしてきたのか、どのような生活習慣が原因で治療することになってしまったのかをしっかり探り、分析することです。

私たちは歯のプロです。過去と現在の状況が分かれば、今後、お口の状態がどのようになっていくかを見通すことができます。例えば、「このままいけば、次はこの歯がダメになってしまう」「この歯はあと○年で問題が出てくるだろう」などですね。

ある部分が悪くなってしまった原因は、その歯だけにあるのではなく、その他の歯が原因だったり、咬み合わせの不調和で悪くなってしまう事もあります。そのため、当院ではお口全体を包括的に診断し、全体的にバランスのとれた治療を行います。このようなスタイルの診療を当院では行っているため、時には患者様が求めている治療以上のことをご提案することもあります。これは「10年後も20年後も健康でいられるお口を創造する」ためにはいずれ必要となる治療であるとご理解ください。

再発防止のためには、詰め物・被せ物選びも大切 FILLINGS AND CROWNS

虫歯治療をした後の、詰め物・かぶせ物には様々な種類があります。良く知られているのは、保険適用の「銀歯」ですが、「見た目」「金属アレルギー」「耐久性」「精度」「虫歯の再発リスク」などにおいてデメリットがあります。

かわってセラミックなど自費治療の素材は、保険適用の素材と比べ「見た目」「体への優しさ」「機能性」「耐久性」「精度」などにおいて様々なメリットがあります。当院では患者様のお口の状態、お好みなどをお伺いし、もっとも適切な素材をご提案させていただいています。

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