歯ぐきが赤くなるのは歯槽膿漏のはじまり?
呉市の歯医者のうえはら歯科です。皆さんは歯槽膿漏の初期症状をご存知でしょうか。また、みなさんは歯槽膿漏という病気にどのようなイメージを持っていますか。歯槽膿漏というのは歯周病という病気の症状が悪化した状態なので、歯槽膿漏と呼ばれる状態になるまでにどのような変化が起こっているかを理解する必要があります。呉市の皆さんのために、一度歯茎の腫れについて説明をさせていただきます。
歯槽膿漏は歯茎が赤く腫れ、膿が出てきてしまい膿が出てきて痛む病気なのですが、実は歯茎が赤くなるのは歯槽膿漏や歯周病以外にも様々な疾患があるのです。例えば歯肉炎がその一つです。歯肉炎は歯茎の周囲にある汚れや歯石が歯茎にダメージを与えてしまい、強い痛みや排膿が起こる病気です。歯茎が赤く腫れるので、歯周病と不安に思われる患者さんもいるのですが、実は歯肉炎は歯茎が腫れるのが一箇所だけで、歯茎全体が赤く腫れたり、長期間にわたって痛みが続く疾患なので、注意するように心がけてみましょう。
歯茎の腫れは歯と歯の間にある三角形に見える歯茎の部分を観察するとわかりやすいです。この部分に歯茎の炎症が起こると三角形の尖った部分が丸くなってくるので、必ず歯茎を観察するようにしてみましょう。歯肉炎以外に歯茎が赤くなるのは病気を考える必要が来ます。白血病や壊血病などの全身の病気が原因で歯茎から出血し、歯茎が腫れることがあるので、歯茎をよく観察しておくといいかもしれません。
呉市にも多くの歯科医院があり、数多くの患者さんが治療を受けられています。しっかりと治療ができるように歯茎を観察し、歯医者と相談しながら定期的に治療を受けるように心がけましょう。
カテゴリー: 歯周病
2018年6月6日 (水)