歯槽膿漏は短期間で集中的に治さなければ治らない?
呉市の歯医者のうえはら歯科です。歯槽膿漏などのお口のトラブルは多くの方にとって不快で、いつまで続くのかと悩まれる方も多いかもしれません。治療期間が不明瞭なのも患者さんにとって不安の種だと思います。歯科疾患の中でも歯槽膿漏な非常に厄介な病気で、治療を行うときには様々な段階を踏んで治療を進めていきます。このため、何回かに分けて治療を行う事が必要になるので、治療の進め方について理解を深めておく事がなによりも重要なのです。呉市の患者さんのために、一度詳しく説明をしたいと思います。
歯周病が悪化してしまった歯槽膿漏は治療が長期間にわたる事がほとんどです。炎症を抑える治療や、お口の内部をきれいにする治療など、幾つかのステップを踏んで治療を行います。歯槽膿漏は歯周病が発展した病気の一つの症状と考える事ができ、歯茎の症状が非常に悪化してしまった病態を表します。このような状態の患者さんは自力でお口の内部をきれいにすることが難しいことが多いので、治療に進める前にブラッシング指導を徹底する事が必要になります。実は歯磨きだけでも症状の大半を改善できるので、まずは歯磨きをしっかりと身につけるようにしてみましょう。
このようにお口の内部をきれいにすることができたあとに炎症のコントロールや、保存が難しい歯を抜歯する治療を行っていきます。何回かに分けて治療する必要があるので、実は治療には非常に長い期間がかかるのです。まとめて一気に治療をすると歯石除去をするときに細菌が体内に入り込む原因にもなるので、少しずつ治療を進めることが肝心で、呉市の皆さんには、是非しっかりとブラッシングの技術を身につけてもらいたいと思っています。
カテゴリー: 歯周病
2018年5月1日 (火)