あいうべ体操について
あいうべ体操をご存知ですか?
あいうべ体操とは誰でも簡単にできる口呼吸防止のための簡単なお口の運動のことを言います。
今回はあいうべ体操について詳しく解説をしていきます。
口呼吸を防止する意味って?
あいうべ体操の目的はあくまで口呼吸の防止ですが、そもそも口呼吸はなぜ行ってはいけないのでしょうか。
口呼吸と鼻呼吸では、悪い細菌や病原菌をブロックできる確率が大きく異なります。
鼻には、1日1リットル程度出されているといわれる鼻水があります。
鼻呼吸を通じて入ってくる空気はこの水分を吸収しながら入ってくるため、一定の湿度を保ったまま入ってくるのです。
細菌や感染症が嫌う水分・湿度が担保されているので、体内へ悪い菌が入ってくる確率もぐっと下がります。
また、鼻毛などでも大きな雑菌を物理的にブロックしてくれるという効果もあります。
一方口呼吸は、そのようなフィルターが一切ありません。
また、口で呼吸するということは当然口腔内が常に外気に触れてしまいますので、お口の中も乾燥しやすくなってしまいます。
口腔内乾燥はくちびるの乾燥にも大きく影響しており、決して望ましいものではありません。
その他にも口呼吸のデメリットは
・睡眠の時も口呼吸になってしまい、朝起きると喉が痛い。
・口を閉じている時間が短いことで、歯が押さえつけられず、出っ歯になりやすい。
・噛む力が弱くなり、食事中にくちゃくちゃと音を立ててしまう。
・常に口が半開きなので、やる気がなさそうに見えてしまう。聡明な雰囲気が出ない。
このように数多くあります。
特にお子様の口呼吸は改善の余地が大きくある分、早々の対策が必要となります。
具体的にあいうべ体操って何をするの?
ではいよいよ、口呼吸を予防するためのあいうべ体操のご紹介です。
あいうべ体操は、文字通り
「あ」「い」「う」「べ」の4文字を大きく口を開けてはっきりと形作るトレーニングです。
※発音の必要はありません。また、「べ」では舌を大きく出します。
大体1文字1秒程度で1セット4秒
これを1日30セット(2~3分)やると効果があります。
小さな子供がいるお父さまお母さまは、是非お子さまと一緒にやってみてください。
お口の筋肉をしっかり鍛えて口呼吸を治し、見た目も体調も順調な、素敵な人生を送れる準備をしていきましょう。
今回は、実際にあいうべ体操のやり方を動画でもご紹介いたします。
https://www.youtube.com/watch?v=zWNatCIf8eo
注意点や、どのようなお口の形をつくればよいか、わかりやすく解説しております。
是非一度確認してみてくださいね♪
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2018年12月25日 (火)